気になる子どもの様子



 災害などで喪失・恐怖体験をしたとき、これらの様子が一時的に見られることは、年齢関係なくありうることです。しかし、悲しみや恐怖などを適切に表現できなかったとき、これらの様子が長く続く場合があります。更に、災害直後ではなく年月が経過してから現れ始める場合もあります。

 気になる子どもの様子に気づいたときは、身近な大人が子どもの様子を気にかけておきましょう。人間は誰しもが回復力を持っています。子どもたちの回復力を信じ、温かい目で見守って寄り添い続けることが大切です。

 しかし、中には日常生活に困難を来す子どももいます。そういったときは、早めに専門機関へご相談ください。